ナカノブひとりぼっち

(日常はあっけなくデストロイされちまった!)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小学館と刑務所

民営の刑務所ができるということは一般に良く知られたニュースの一つだったかもしれない。だが、私のような出版業界を長いことウォッチしていた人間でも、今回のニュースは意外だった。
朝日新聞の報道で、次のような記事が。
2007年5月14日、朝刊の記事。ネット上ではこの記事が。

『独房、テレビにベッド 「民営」刑務所、開庁式

 全国で初めて民間資本を活用した刑務所・美祢(みね)社会復帰促進センターが山口県美祢市に完成し、13日に開庁式があった。大手警備会社のセコム(東京)や教育事業を展開する小学館プロダクション(同)などでつくる特別目的会社が建設、運営。ハイテク技術を駆使して居場所を監視し、ベッドのある独房にはテレビも備える快適さだ。…』

なんでまた、小学館プロダクションが刑務所の運営を。
記事から推察するにこれは「教育事業」なんだろうか。たしかに刑事政策とは受刑者に対する教育事業でもあるのだが。しかし…小学1年生とかを発行している小学館の編集プロダクションがね…

どうも調べてみたところこれによれば矯正教育プログラムを実施するとのこと。さらに小学館プロダクションのHP内の記事によれば以前から社会福祉関連の施設かなんかの運営にも携わっていたらしいね。
ふうむ。どうも社会教育事業部の中の施設運営部門ってやつなのか。
ここは『PFI事業・指定管理者制度事業における受託案件施設の維持管理・運営業務を主な業務としています。具体的には、野外活動施設、宿泊施設、生涯学習施設、子育て支援施設等の企画・運営業務、維持管理業務、人材派遣業務となります。さらに、幼児教育・英語教育・生涯学習教育・環境教育・自然体験教育等に関する企画商品の開発、販売を手がけています』とのこと。運営業務、維持管理業務か…なるほどね。

PFI事業・指定管理者制度ってのは行政学においてよく話題になるところなのだが、手っ取り早く言えば公と私の中間みたいなことを事業にすることだ。どういう経緯で小学館がこのようなことをやり始めたのか非常に興味深いのだがその辺は小学館の社史かなんかを見てみないと分からないだろうな…こんど調べてみようかと思う。めんどくさいからやらない公算も高い。

ちなみに、講談社はこういった社会事業はやっていないようだ。やはり小学館のそもそもの始まりが学習雑誌だったところが社会事業に手を広げさせる一因だったんだろうか…それにしても本業の出版分野をおろそかにしてもらいたくはないところだなあ、一読者としては。本が売れない時代の今後の出版社の動向に注目だな。
スポンサーサイト

コメント

小学館がそういうことをやってるなんて初めて知ったよ。意外だったなあ。

  • 2007/05/14(月) 23:03:32 |
  • URL |
  • 超伝導ET #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://magides.blog81.fc2.com/tb.php/100-7c20727a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。