ナカノブひとりぼっち

(日常はあっけなくデストロイされちまった!)

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初夏風邪治癒記念、虎鉄×ハヤテBL小説第二弾後編

やあみなさんお元気でしょうか。私は元気じゃありませんでした。ああなんか最近すっかり初夏らしくなってきたなあ、これが梅雨初めってやつかあ、とか思っていたら風邪を引きましたよ。夏風邪はバカが引くってのは本当だったんですね。

風邪のせいで水曜日にサンデーを買いにいけませんでしたよ。古本屋にも売ってないし。…おかげで今週のハヤテのごとく!を読み逃したのですよ。もうじきハヤテのごとく!のガイドブックも発売だというのにこの体たらく。

ここはやはりBLに活路を求めるべきなのだ!何の活路かは分からないけれども。
というわけで、以前から幾たびか書き連ねられていた、虎鉄×ハヤテのBL小説の続きなのだ。

第一回はこちら。初めてこのシリーズを読まれる方は、これを先に読まれたし。
なお、前回の話はこちらから。

前回までのあらすじ:
ハヤテのことを良く知るため、ナギと虎鉄は共謀してハヤテをトラップにかけた。

以下、BL表現を含む可能性があるため注意されたし。

さて、虎鉄によって仕掛けられていたハヤテを辱めるためのトラップとは…。
「なんだったの?」ナギが虎鉄に尋ねる。
「まあ見てなって」虎鉄は答える。
「あー」ハヤテの悲鳴。と、ハヤテの悲鳴はだんだんとか細くなり…
そして…ハヤテはぐったりしてしまった。

「お、おい、ハヤテに何をしたんだ!」ナギはうろたえて虎鉄に問いただしたが、虎鉄はまた不敵に笑って、気絶したハヤテを映し出しているモニターを指差す…虎鉄の指先は、ハヤテの閉じられた目、血の気を失った頬、か細い首筋を順にたどっていき…やがて一点で止められた。ナギは目を凝らした。ハヤテの襟首に、何か小さく、金属質に光るものが見える。
「麻酔針だよ。トラップから発射されたんだ」虎鉄は事もなげに答える。
「麻酔針って…ハヤテを気絶させてどうしようっていうのだ…
 ま、まさかその、あの、みずからの、あのあの、のおもむくままにその、この」
「いや、そういうことはまたいつか別の機会に…」
ナギはどきどきしながら聞くが、虎鉄ははぐらかした。
「今回はちょっとそういったこととは違うことをしてみようと思ってるんだ…
 ナギお嬢、ちょっと三千院家の屋敷で、どこか一部屋、貸してくれないか」
「いいけど…何に使うんだ…?やっぱり、こう、その…
 ハヤテが動けないことをいいことに、やらしさ無限大の行為に及んだり…」
「いやあ(今日は)しないよ。信用してくれ。そこに綾崎を運ぶんだ」
「じゃあ、まあ信用(はできないけど信用したふり)はしておくよ…」
ナギは内心、宇宙的やらしさの現場に立ち会えるんじゃないかと期待していたのだが、そういった態度はおくびにも出さなかった。ただ、SPに部屋を用意させるにあたって、いかにもアブノーマルなやらしさの雰囲気の出そうな感じの地下室を手配させた。そして虎鉄は気絶しているハヤテをお姫様抱っこでその地下室まで運んだ。ナギはハヤテをお姫様抱っこしている虎鉄が、ハヤテを運ぶ途中で不埒な振る舞いにでないかどうかを厳重に監視しつつ、虎鉄についていった。これから起こることに期待と不安を抱いて。

虎鉄は用意された地下室の床にハヤテを横たえた。その地下室には、監視カメラと黒電話ひとつが設置されているだけだった。そして、がらんとした地下室にハヤテがのこされた。虎鉄とナギは再び監視カメラを通してハヤテを観察し始めるのだった…

「さて、作戦の第二段階を開始しようか」
虎鉄は地下室の黒電話に電話をかける。ナギはこれからどうなるのか、とモニターの中のハヤテと虎鉄をかえすがえす見つめる。
黒電話のベルが鳴る。十回目のコールでようやくハヤテも目を開けたが、まだ意識は朦朧としているようだ。ハヤテが受話器を取るまで、さらに黒電話は二十回ほどのコールを必要とした。おずおずと取り上げられた受話器。ハヤテはそれを耳に当てる。ナギはモニターの中のハヤテの表情を見つめる。ハヤテのおびえた仔猫のような目。ナギの中に芽生える、ちょっと嗜虐的な喜びの感情。

ボイスチェンジャーを通して、虎鉄はハヤテに話しかける。
「やあ…三千院家の執事君だね…」
ハヤテは少し枯れた声で答える。「はい…」
「突然だが、君にお知らせがある。三千院家のお嬢さんは私達が誘拐した。今、君にお嬢さんの声をお聞かせしよう」
虎鉄は送話器をナギに向け、何か言うように促す。
「あ…は、ハヤテ…ちょ、ちょっと捕まっちゃったのだ、あはは」
虎鉄から『もっと危機感をあおって!』と注文が入る。
「あう…そ、その、このままだと大変なことになりそうなのだ…
 痛いことをされるかもしれないしどこかに売り飛ばされるかもしれないのだ…」
『もうちょっと悲愴感も付け加えて!』虎鉄から再度の注文が入る。
「わ、私の命のためだから…ハヤテは誘拐犯の人の命令に従ってほしいのだ…」
『ま、こんなもんかなあ』虎鉄はナギから送話器を返される。ナギは『私、うまくできたのかな』と照れていたが、もちろんハヤテはそのような事実を知る由も無く。
「お…お嬢様!僕が…僕がいながら…!」ハヤテは気の毒なほど悔いていた。
虎鉄はそんなハヤテに告げる。「というわけで、君には私の命令に従ってもらおう」
ハヤテは力なく答える。「はい…しかし、僕に一体何をしろって…」
「そうだなあ…」
虎鉄は送話器に手でふたをして、ナギに聞く。
「さあ、ハヤテに何をさせてやろうか?」

ナギはえーと、と考え、言った。
「もういっぺんハヤテにメイド服を着て欲しいのだ!」
「あーメイド服かあ…俺はもうこないだ見たからなあ…」虎鉄の反応はいまひとつ。
「え、いつ?」
「あ、それはまあこっちの話で…」
(以前、虎鉄×ハヤテのBL小説第一弾、後編にてハヤテにメイド服を着せるという話を書いたのですよ…)

「なんか他にないかな?」
虎鉄の問いに少しナギは顔を赤らめながら…
「じゃあ…ハヤテの好きなタイプを聞いて…くれないか…」
「よし来た!」虎鉄はさっそくハヤテに問いかける。
「あー、三千院家の執事君、ではここで、君にお嬢様の命をかけた質問をしたい」
「は、はい!何でしょうか…」
「あのねえ、君の好きなタイプってどんなのなのかなあ」
「ええ?す、好きなタイプですかあ?」
ハヤテは沈黙した。絶句したというべきか。

ハヤテが絶句している間、虎鉄とナギは送話口の向こうでののしりあっていた。
「虎鉄!お前がへんな聞き方するからハヤテが絶句しちゃったじゃないか!
 なんだその突拍子も無い聞き方は!もうちょっとうまい感じに聞けないのか!
 無神経なやつめ!」
「何いい、なんだお嬢、だったらお嬢だったらどう聞くってんだよ」
「うう、それはあのお、ううんと、今は思いつかないんだけど、その。
 もっといい聞き方ってのがあるってもんだろう!ええい、今度は私が聞く!」
ナギは虎鉄から送話器をもぎ取り、ボイスチェンジャーをつないだ。

「う・うん。あー。さて、君が三千院家の執事君かな。さっきは失礼。
 アホな奴が変なことを聞いてすまなかったね。
 君の好きなタイプはスレンダーで華奢で愛らしくて天才的な女の子に決まってるよね」
「え、あ、あのその」
「いいんだいいんだ、君の言いたいことは分かってる。ところで。
 君にお願いしたいことなんだが…」ナギはそこで言葉を一端、切った。
そして、ナギは再び口を開いた…
モニターの中のハヤテも大きく目を見開いて、電話を通して聞こえる声に耳を済ましている…

さて、ではナギはハヤテにどんな命令を出そうというのだろうか。
スペースの都合とかから、それついては次回に続くのだ。
次回を待ってもらいたいのだ。

悲劇の主人公ハヤテに降りかかる被虐の宴、な次回へと続く
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テーマ:ハヤテのごとく! - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

久しぶりの風邪は頭が痛くなるタイプだったよ。
薬があまり効かなくて往生したよ…
バカなひとは特に夏風邪には注意したほうがいいと思うよ。

  • 2007/06/15(金) 21:59:27 |
  • URL |
  • e-co #-
  • [ 編集]

おお久しぶりの更新だ。
元気だったか?元気じゃなかったんだな。
病み上がりにBLとは君もなかなかタフだね。

  • 2007/06/17(日) 01:15:16 |
  • URL |
  • 超伝導ET #-
  • [ 編集]

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