ナカノブひとりぼっち

(日常はあっけなくデストロイされちまった!)

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2007年度総括をしよう


あと少しで2007年度も終わろうとしている。普通は2007年のまとめは大晦日にやるものだろうが、年度末のほうが何かと都合が良かったため、このような形式を取って2007年度の総括をすることになった。
ここでは、本会の会員各々の本年度の本や映画などの印象を以下にまとめることにする。

さて、私の場合、特に今年読んで面白かった漫画を挙げようか。

数があるので、書名の列挙と軽いコメントに留めたい。
今年読んだだけであって、昔の漫画も含む。

1、関川夏央、谷口ジロー『坊ちゃん』の時代
 谷口ジローは『孤独のグルメ』の絵でネット上の話題を呼んだが、以前からコンスタントにとてもいい漫画を描いている人だった。そのなかでもこのシリーズは大好きだ。夏目漱石や石川啄木などの著名人の一人ひとりを深く掘り下げていて、興味が湧くとともに感情移入もできる。

2、唐沢なをき『カスミ伝』
 いわずと知れた実験漫画。そういえばこの中にも『忍者ファイト』で『怪獣ファイト』をパロディにした者があったなあ。『絶望ファイト』と絶望先生でもネタになってたやつ。

 なお、同じ作者の『漫画家超残酷物語』なんかも面白かった。

3、島本和彦『アオイホノオ』
 いやあ、熱いよ、いつもながら!
 モラトリアム話ということで「ダメな男の…」といった文脈で言及する人もいるけれども、これは必ずしもダメ人間の話ではなく、モラトリアムの中で漂ってしまう年代の大学生を描いた話だと思う。ストーリーの背後の80年代漫画シーンも面白い!

4、福満しげゆき『僕の小規模な失敗』
 ほんまもののダメ人間の話だろうか…なんでこの人はこんなにもネガティブなのか理解に苦しむほどネガティブなのだ。自分からだめになろうだめになろうとしているようにも思えてしまう…性格悲劇というやつだろうか、シェイクスピア以来の。しかし、客観的に見ればこの人はちゃんと漫画の持ち込みなんかもできるし、ヤングマガジンに持ち込んだりもしているしでちゃんとした人なのだ。ニートじゃないし…。なお、ちょっとだけ講談社周辺の風景が出てくる(護国寺のあたりか)。

5、安永航一郎の数々の漫画…『県立地球防衛軍』やら『陸軍中野予備校』やら『青空遠く酒びたり』やら…
 安永航一郎の描く女の子はなんか大抵あけっぴろげというか少年漫画ではあり得ないほどに度胸その他やらなんかがある。うまくいえないが。その点を気に入ることができるかできないか、が安永航一郎が気に入るか気に入らないかの狭間なんじゃないだろうか。

6、河合克敏『とめはねっ!』
 書道漫画という切り口が新しいし、キャラクターもいい!気の強い女の子はちゃんと気の強い背景がしっかりしているから単なるきつい感じのキャラクターではない(このへん、他の安易なツンデレ指向には何とかしてもらいたい気がする)。書道部の先輩なんかも若干イジワルそうな、しかし気のよさそうな親しみが持てるキャラクターたちなのだ。

…あと桜玉吉とか竹本泉とか、今までも面白かったし今でも面白いという漫画家やらバンブーブレードやらスケッチブックやらのアニメ化されて読んだ漫画も面白かったしで全部挙げていくとなんだかキリがなくなってきたのでもうやめようと思う…

しかし、今年は漫画の面白いものがたくさん読めた年だったよ。
来年も面白い漫画が読めますように。
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コメント

あああと、あさりよしとおやらゆうきまさみやらの面白さに気づいたのも今年だったなあ。名前は知らなかったけど面白いといわれている漫画はやっぱり面白かったのだ。
読まず嫌いって良くないね。

  • 2008/03/31(月) 23:43:32 |
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  • 超伝導ET #-
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