ナカノブひとりぼっち

(日常はあっけなくデストロイされちまった!)

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畑健二郎の忙しさの推移をBSの文章から斜め読む(連載開始~1周年期)

畑健二郎は、漫画『ハヤテのごとく!』の作者である。
彼はBSを毎週更新していることで(しかもイラストつきで)ファンからの強い支持を受けている。なにしろサンデーが休みの週でもBSは更新するというのだから、そのマメさは並大抵のものではない。

しかも、先日、BSがついに200回に到達してからは、web漫画の連載まで始めてしまった。
ファンのなかには畑健二郎の健康を冗談交じりに、半ば本気で、心配する人も少なくない。
そこで、連載中における畑健二郎の健康の度合いについて、調べてみよう。

絵に詳しい人ならば雑誌に載った絵のあれ具合などから『今週はどうも忙しかったみたいだなあ』などといったことがわかるのだろうが、私はあまり絵には詳しくないし、また、そうした調査は大変そうだから、資料はBSとしたい。畑健二郎は忙しかった週には「今週は忙しかった」といったことをBSに書いているから、その記録を集めれば、どの週に畑健二郎が忙しかったのか、その推移などを見ることができるだろう。

以下がその内容である。長いので、まずは最初の50回分。連載開始から、1周年ぐらいまでだ。

第1回
ぜひ読んでね!みたいなコメントとともに
『寒い寒い雪の日の話を、記録的な猛暑の中で描きました。
死ぬかと思いました。』ということが書かれている。

第2回
編集部サイドからの強い要望で風呂話を書いたよ、という話。

第3回
『さすがにアシスタントを近所の友達に頼るという仕事スタイルが
そろそろ限界に来ましてですね……ええ。
突然ではありますがここでアシスタントをしてくれる方を
募集させて下さい。 』ということでアシスタントの募集の告知が。

第4回
エースコンバット5がやりたいが忙しくてやれない、とのこと。

第5回
『確か打ち合わせの時にはライバルにメイドロボ(HMX-13型)を
登場させよう、みたいな話をした気もします。
いい加減マリア以外の使用人(マリア以外のメイドさんは
住み込みではなく近所に住んでて、ワザワザあの屋敷に
通ってくるのだ!)を登場させようとも思っていたはずです。』とのことだが、
メイドロボもマリア以外の使用人も、どっちも2008年現在、出てくる気配がないなあ。

第6回
『今月末にはドラクエ8で
来月中には○○4と○○3と○○2が発売とは……
いかん!エースコンバット5をプレイする前に次々とAmazonから
宅配便が!』ということで、まだエースコンバット5がプレイできていないらしい。

第7回
『ここの文章は毎週カットされている部分があったりなかったり』らしい。
本当はBSの文章はもうちょっと長かったのかもしれない。第6回などは結構短かったが。

第8回
ファンの人からカップラーメンをもらったらしい。また、
『いやぁ、この回のネームを描いていた時というのは
実はまだ連載のアンケート結果とかが出てない頃でして……
深夜のファミレスで一人考えていたら、だんだん泣きそうになって』とのこと。
さらに、風邪も引いている。
『いやぁ、もぉ死にそうになりながら描きました。
風邪だと思うと心が折れてしまうと思ったので』とのこと。
おそらく、畑健二郎にとって、この時期が連載を始めてしばらくの間で心身ともにもっとも苦しかった時期なのではないか。

第9回
『ドラクエ終わった?
俺はまだ。
つーか起動もしてません』とのことで、忙しいようだ。

第10回
新聞にインタビューを受けたらしい。
あと、咲夜のキャラについて。
『彼女は当初、物凄い妖艶な美女の予定でした。』とのこと。
最近咲夜の胸が成長しているのは元々の設定を一部分回復させてきているからか…?

第11回
ビデオキャプチャーユニットが壊れたらしい。
あと、この回で2004年度版は終わり。

第12回
『慢性的な人手不足から
ついに仕上げ作業の大半を
自分一人でやる羽目になりました……

し、死んじゃうよ~……
死んじゃうよ~。』だって…。ずいぶん忙しかったらしい。
この時期にはまだ専業のアシスタントが十分には入っていなかったようだ。

第13回
『エースコンバットがしたい。
エースコンバットがしたい。
三度の飯よりエースコンバットがしたい。

年末のハードスケジュールで疲れきった体を癒すには
もはや空を飛ぶしかない。』とのこと、かなりお疲れの様子。

また、この回は
『マリアとはコスチュームが違う
いわゆる量産型・三千院家メイドさんたちの話があって

そこから普通のメイドさんとマリアの違いの話になって

そこで明かされるマリアとナギの関係についての話。』…などと、盛りだくさんの予定だったらしい。
2008年現在でも、量産型メイドさんたちはまだ出てきていないぞ。

第14回
『久米田師匠』と会ってきたらしい。
また、『先週のダメージを引きずったため、この回のネームは
びっくりするほど遅れに遅れました。』らしい。
このBSは1月19日のものだが、文章を書いているのはクリスマス以前だとか。
年末進行とやらで忙しい時期だったのだろうか。

第15回
『落ち込んだりもしたけれど、私は元気
……を出す気力もありません……

今の状態を一行で表現するなら
『返事がない。ただの屍のようだ』
といった感じでしょうか。』とのこと、単行本作業のため。

第16回
『今週はありがとうの気持ちを込めて
正月返上で描き上げたカラーと増ページです。
ハッキリ言って死ぬかと思いました……
相変わらずハヤテはカラーにいませんが。』とのこと。
カラー原稿の仕事がある週のコメントは大体こんな感じであることが多いので、
まんが家にとってのカラー原稿の作業の負担の大きさというのがよくわかる。

第17回
アシスタント募集に応募してくれてありがとう!みたいな文章。
あと、なぜかこの回は字がオレンジ色…。

第18回
畑健二郎の友人が家を差し押さえられ、訪ねてきたという話。
だが『借金で死にそうなのは僕も同じだ☆』とのこと。
畑健二郎はもうこの借金を返したんだろうなあ。

第19回
『皆様からのファンレターだけが最近の生きる活力ですので……』とのこと。
また、『それにしても連載が始まって以来
一週間が3日くらいにしか感じません。』とのこと。精神的にきつい時期だったのか。

第20回
『人ごみの中でも涙は出ますな。』という文章で始まるこの回のBSは非常に感動的なものだった。
単行本1巻が発売になり、その感想を陳述している畑健二郎。
この回のBSはぜひみんな読むべき!
なんか作家の達成感とか、喜びとか、生きる勇気がわいてきそうなものがいろいろ詰まったいい文章ですよ。ええ、実に。

第21回
単行本に重刷がかかってうれしい、見たいな話。

第22回
この回から『-----------ネタバレ--------------』というシステムが導入された、記念すべき回。
あと増刊号も書くことになったよ、みたいな話も。

第23回
ムシキングの話の回。SEGAから許可をもらってありがとう、とのこと。細かなアドバイスや監修も受けたらしいですよ。

第24回
『それにしても、次は第27話のカラー(一枚だけですが……)
その次は増刊のカラーと、描かねばならないカラーが続きます。

嬉しいのですがスケジュール的なことを考えると
なかなか胃が痛い日々が続くかんじです。』とのこと。
忙しいようだが、しかし初期のような殺人的な忙しさというのは文章からは感じにくく、連載の仕事にも慣れてきたような余裕も少し感じられなくもない。単行本が売れていた事から、精神的な余裕もあったのだろうか。

第25回
『この漫画が始まって、もう半年です。
自分の人生でこんなに一瞬で過ぎ去った半年はありません。
この調子であと半年くらい続くと良いなぁ……
いや、もっと続けばもっと嬉しいのですけど。』と連載を振り返っている。

第26回
増刊の話(GWにギリシャにハヤテたちが行く話)に触れ、
『まぁ一番の不安は
その日付になるまで連載が続いているのかどうかですが。

続いていると信じたいですな……
お、応援してください……』とのこと。
大丈夫です畑先生、そこまで連載は続きましたよっ!

第27回
雑誌『ぱふ』のインタビューを受けたらしいよ。

第28回
『【第29話/ショックなことがありすぎて……】

臓物をぶちまけそうです。』というよくわからない書き出しで始まったこの回。
文章を読むにどうもアニメが終わったり始まったりしたことが関係あるようだが、私はあんまりアニメは知らないのでわからない…臓物をぶちまけ云々は武装錬金の話なんだろうけれど…
この回はラフ画を写真にとったものをイラストにしていた。時間がなくってそうしたのではなく、試行錯誤の結果らしい。

第29回
『さて、ゴールデンウィークがあったというのに
全然時間がありません。
理由は主に六月に発売される
単行本の第二巻の作業のせいです。』とのこと。
やっぱり単行本作業というのは時間を取るようだ。畑健二郎ほど単行本におまけをぶちこむ人なら、そりゃそうか。

第30回
『連載が始まって以来
ほとんど外に出ることがなくなり
家の裏のコンビニくらいしか旅先がない感じの生活を
僕は送っていたりするのですが……』とさりげなく書かれており、それって健康にどうなのかと思わせられる。

第31回
いわゆる”暫定最終回”を描いた話。
『「あれ? もしかして本当に終わりじゃないかな?」
とか本気で思うようになり
途中で本当にスゲー悲しくなってきて
夜、一人でちょっと泣いたりしていました。』とのこと。大丈夫か。
本物の最終回を描く日がまだ来ないことをいちファンとして祈っておこう。

第32回
『お元気ですか?
五月病をこじらせてはいませんか?
僕は中二の頃からずっとこじらせています。』とのこと。
コメントが難しい。

第33回
Gガンダムの最終回を見て、
『改めて自分のやりたいことは
こういう
「真面目なんだか、ギャグなんだか、わからないけど熱いなぁ~」
て感じのことだよなー、と思ったりしていました。』とのこと。

あと『炎の転校生』の歌は島本和彦バージョンの方が好きらしい。
奇遇だなあ私もですよ。

第34回
この回は桂ヒナギクが登場した回である。BSのイラストも桂ヒナギク。うむ。
あと2巻はたくさん作ったから買ってね!という話。

第35回
2巻が発売になったけど今度はまた3巻の発売だ!という話。
『とりあえず毎日寝る間も惜しんで漫画描いていますので
応援代わりに単行本を買ってもらい
アンケートとか出してもらえると嬉しいです。』とのこと。

第36回
畑健二郎と久米田康治の心温まるふれあいの話。
具体的にはBSの更新回数を畑健二郎が抜きそうになったとき、久米田康治がBSを『嫌がらせ』のために更新したという感動的なお話だね。

第37回
BSの更新回数でトップに立ってうれしい的な話。
『どうもこんばんわ。
畑(ゲームをやっている場合じゃない)健二郎でございます。』とのことで、ゲームをやっている場合じゃないにせよ、ゲームを買いに行く暇はあったということで、この時期は、そこまで忙しいというわけではないようだ。
あと、このことを記念しての読者からのメールが募集された。
『期待してますよー。
きっと編集部が困るくらいメールが来るんじゃないかな☆
きっと来ますよね?

これでいつもよりメールが少なかったら
本気でヘコむなぁ……』とのこと。

第38回
『今週はスケジュールがいっぱいいっぱいで
軽く死にそうな感じですので
ちょっと縮小版でお送りします。
スミマセン。』とのこと。
前回の結構暇そうな感じがあったのとはずいぶんちがう。一週間で変わるものなのだなあ。

第39回
第37回でメールを募集したことについて。
『本当に編集部が困るくらいメールが来るとは……

皆様からのメールを一通一通プリントアウトした用紙で
人が殺せそうです。』とのこと。よかったですね。
『なんだか色々死にかけだったりするのですが
今後とも頑張りますので応援よろしくお願いします!』とも。
3巻の仕事で忙しいのだろう。

第40回
夏ですね、という話。
『……………………水着見たい……』との魂を感じるぼやきが。

第41回
単行本3回が発売されるよ!という話。
『正直言ってスケジュール的にかなりギリギリで

相当危うい状況だった気もしますが(先週までの日記の端々に
その状況が微妙に滲んでいたりしますが……)

予定通り発売できそうで本当にホッとしています。』とのこと。

第42回
3巻のおまけ漫画について、サキさんのことなど。
おばあちゃんが出てくる話を描こうとしていたらしい。

第43回
畑健二郎の母親が倒れたらしい。
『もともと体の弱い人だったのでマメに倒れたりはしていたのですが』というのはなんだかすごいな。

ところで、このBSは2005年8月24日のものなのだが、
『さ、それでは恐ろしく時間がないにもかかわらず
炎天下の中、五時間も並んだ大馬鹿野郎の話は置いといて』とのコメントがあるのだが、これって時期的にコミケのことか?ハヤテのごとく!ジャンルの漫画を見に行ったりしたのだろうか。

第44回
ジグソーパズルが楽しいよ!という話。
あと、『この文章の短さが
キツくなったスケジュールの証拠だったりするのです……
ホント、スミません……』とのことで、かなり忙しかったようだ。

第45回
『スケジュール的にはその後の第4巻の準備も含めて
かなりウットリするスケジュールになっていますが
血ヘド吐きつつ頑張ろうと思います。』とのこと。連載1周年を控え、忙しいらしい。

第46回
この回、サンデーの表紙をハヤテの絵が飾っていたようだ。
字などで隠れるのに、単行本と同じようなクオリティで描いていたので死ぬほど忙しかったらしい。
『でも僕の大好きな歌によれば
どっちを選ぶか迷ったら
どっちがロックかで決めろと言われたので
完成度としては単行本の表紙と全く変わらないものを描きました☆』とのこと。
なかなかソウルの篭ったいい台詞だぜ。畑健二郎が『忙しい』シチュエーションに陥るのは、、その凝り性によるところも大のようだな。

第47回
サンデーのおまけについてくるポスターを塗ったりで忙しいらしい。時間を忘れるほどだって。
『でも時間を忘れている場合ではなかったようで
スケジュールは大爆笑です。』とのこと。
あと歯が痛いとのこと。

第48回
『今週はちょっと短いです。
なぜなら来週の一周年で大量のカラーを描いて
なかなか死にそうな感じですので……』とのこと。

第49回
ハヤテのごとく!連載が1周年になったときのBS。
BSをなんでこんなに更新しているのかということに言及した部分がある。
『面白い漫画が描きたい。
そして、それをより多くの人に読んでもらいたい。

漫画家なら当然持っている欲求を僕も持っています。
そのために今、
自分が何をしなくてはならないのか。

足りてないものは多いです。

それが少しでも埋められたらという想いで
このWEBも毎週更新していたりします。』
つまり、ハヤテのごとく!のトゥルーエンドまで連載を続けるためには恐ろしく時間がかかるが、それまでに打ち切られないために少しでも読者人気を確保しておきたい、そこでこのWEBサンデーでの漫画史上まれなほどの読者サービスを始めた、ということだろう。なかなか心に迫るものがある。

第50回
『巻頭カラーが終わったと思ったら
休む間もなく四巻の発売準備。
まぁ、休む気はありませんが
なんだか毎週カラーを描いてる気がします。』とのことで、あいかわらず忙しいようだ。
また、サンデーまんがカレッジでインタビューを受けたとの話も。
サンデーまんがカレッジを知らない人もいるかもしれないから説明を加えておくと、まんカレ通信というのは、毎週のサンデーを教科書にしてまんがの描き方を教えるというメールマガジンのことだね(これであってるのかな?)。もちろんタダだ。私も申し込んでいる。毎週水曜日に届いて「ああ今日は水曜日だった」と思う。主に新人の(時には大御所の)新人時代や投稿時代、修行時代のインタビューや漫画を描くときに心がけていることなど、いろいろ面白い情報が載っていていいメールマガジンだよ。サンデーのファンの人にはぜひ申し込むことをお勧めするよ。ここから見られる。
奥に進んでいくと、ちゃんとバックナンバーも読めるところがあるので探してみると畑健二郎のインタビューも見つかるよ。



…ということで、以上がBSの50回分であった。
多い。さすがに毎週更新しているというのは伊達じゃないな。
これでまだ4分の1なのだ。

以上を『最初期』と名づけておこうか。全体的な印象としては
①連載を開始してすぐのときは慣れないがための忙しさ、というのがあるようだ
②連載を開始してすぐはアシスタントが十分ではないので忙しさが増しやすい
③連載を開始してすぐは人気などがまんが家にはわからないので精神的負担も大きい
ということで、連載を開始してからすぐというのは一つの山のようだね。具体的に畑健二郎のケースでいうとBSの8番ぐらいか。

また、連載が順調に言って、人気がぼちぼち出てきてもまた新たな忙しさが出てくるようだ。
BSを最初から連続してみていると、カラーページの話というのが非常によく出てくる。主に忙しい、という文脈において。カラーページの作業はもちろん、人気がある作家だから与えられる仕事なのだが、カラーページの負担というのはペラペラ気軽にページをめくる読者の感覚を超えたしんどさがあるようだね。

特に、畑健二郎の場合は、単行本のおまけをしっかりつける人であり、読者サービスにかける労力というのもなみなみならぬものがあるので、新人まんが家一般に普遍化することはできないが、週間少年漫画誌の編集部はその辺を考慮しつつやっていることなのだろう。

さて、今回はまず50回までまとめたのだが、次回は100回までをまとめてみよう。
大体、アニメ化が決まるまでぐらいだね。

乞うご期待!
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テーマ:ハヤテのごとく! - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

なんか意義ぶかい調査のような気がしますね。
夏目漱石の死因は胃病でしたっけ。
芥川龍之介の場合はガス自殺…。

まんが家ってみんな早く亡くなりますからね…
こないだには赤塚不二夫も死んだし。畑先生には長生きしてもらいたいものですね。

  • 2008/10/06(月) 20:32:34 |
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