ナカノブひとりぼっち

(日常はあっけなくデストロイされちまった!)

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13日の金曜日を記念して、虎鉄×ハヤテ(前編)。

今日って13日の金曜日だったんですね。
あいにく仏滅ではないようで。仏滅は明日らしいですぜ。
よつばとひめくりによる情報です。

イベント好きの私としては13日の金曜日という一年に1、2回しかないようなイベント。
見過ごすことはできない。
でもテレビでは恒例のジェイソンがやってないしこんな金曜日どうしよう金曜日。
そうだこんなときには不吉な物語を紡ぐんだ!
それは何か?

BLだ!BLはモーゼの律法では大罪なんだぜ。ああ不吉だよねえ。
すなわちここでは虎鉄×ハヤテだよ!さあ、妄想を紡ぐんだ!

以下、BLなので閲覧には注意されたし。でも是非読んで欲しい。
なお、前編にはいちおうBL表現が出てきません。


ある日あるときある時間。
いつもの三千院家のお屋敷。
これまたいつものように、ナギお嬢様は彼女の執事、ハヤテを呼び止めて。

「ハヤテ。ちょっと頼まれてくれないか?」
ナギがぴらりと一枚の紙をハヤテに見せる。
「あれ、お嬢様、これは何ですか?」
「うむ。このプリントを委員長のところまで届けてほしいのだ」
「委員長って…えーと、僕の知り合いに委員長キャラなんていましたっけ…?」
「ハヤテ…毒されてるぞ。委員長といえばいいんちょさんのことだろ」
「ああ、瀬川さんのことですね。ところで…これ、なんのプリントですか?」
ハヤテがプリントを手にとってよく見ようとしたところ、
「わあああ!ちょっと待った!」と、ナギが赤面してハヤテからプリントをひったくった。
「え、お嬢様…どうなさったんですか」
「…忘れてたのだ!これはハヤテにはヒミツのプリントだったのだ!もう!ハヤテは!」
「そんな…急にヒミツだって言われても…」
「うるさいうるさいうるさい!とにかくヒミツなものはヒミツなのだ!」
そういうと、ナギは怒りながらプリントを厳封し…しかも二重封筒で…ハヤテに渡した。
「これを瀬川さんの家まで届けてくれ」
「はい…わかりました…」
「あ、そうそう」
一呼吸おいて。
「言っておくが…中身を見たらコロスぞ…ちゃんと瀬川さんに手渡しするんだぞ…」
ハヤテはナギにこれ以上質問するのをあきらめた。

三千院家の屋敷を出て、ハヤテはとぼとぼいいんちょ宅に向かっていた。別にとぼとぼ歩く必要はないのだが、ハヤテの歩きには『とぼとぼ』という擬態語が似合う。いいんちょ宅に行くのは初めてだったが、迷うこともなく、いいんちょ宅のありかはすぐにわかった。いいんちょ宅はやはり…デカかったのだ。ただ…入り口がどこにあるかはわからなかった。いいんちょ宅のものと思われる高い塀が延々と続いている。
「さすが瀬川さんの家だなあ…門はどこだろ…あ、あれかな」
その部分だけ塀が切れて、格子門がはまっている。
「インタフォンとかないけど…お嬢様に頼まれてきたんだし、いいよね、入って…」
ハヤテが門をちょっと開けて、眼前に広がるやたらと広い庭を目の当たりに…

しないうちに声をかけられた。「ちょっと事務所で話を聞かせてもらえるかい?」
「え」
声をかけてきたのは複数の黒服。即ちSP。
「こんなところで何をしているんだ?ここは勝手口だよ」
「(しまったー…)あ、あの。私泉お嬢様の同級生で綾崎ハヤテと申しまして…」
「お嬢様の同級生?こんな金に縁のなさそうな奴が白皇の生徒なのか?」
「(そんなー…)ほ、本当ですよ!」
「ま、ひとまず事務所に来てもらってもいいよね別にね、ほらほら」
「あー」ハヤテは事務所に連れて行かれようとしていた。
ハヤテの脳裏にこれから自らの身に降りかかるであろう艱難辛苦がよぎっていく。それはもう言葉では言い尽くせないような残虐非道、極悪無比、血圧上昇、心不全に肺結核。ハヤテは自らの不運さを呪った。いつものように。諦観に、力が抜けていく。

と、そこへ。
「おい、何をやってるんだ?」
顔を上げられないほど力が抜けていたハヤテはその声の主の顔は見なかったが、それが誰かは、声ですぐわかった。
彼を見たSPの態度も急に変わる。
「あ、虎鉄さん、あやしい奴を捕まえたんですよ、ほらこれ」
声の主は虎鉄だった。
SPによって手荒くハヤテが突き出される。
ハヤテを認めた虎鉄は少し驚いたようだったが…
「ほう…わかった。後は俺が処理しよう。君らはもう下がってくれていい」
「はい、わかりました」SPはぞろぞろと帰っていく。

SPも立ち去り、ハヤテと虎鉄だけが残った。ハヤテはまだうなだれている。
「ほら…綾崎…災難だったな…」虎鉄のかけた言葉にやっとハヤテは顔を上げる。
「虎鉄さん…どうもありがとうございます…」おびえていたハヤテにも薄く笑みが戻る。
「それじゃ僕はこれで…じつは瀬川さんに用事があって、いかなくちゃ」
ハヤテがそそくさと行こうとするのを虎鉄は呼び止めた。
「おっと。そのまま行くのはどうかな…SPはさっき以外にもたくさんいるんだぞ。
 一人で行って、事情を知らないSPにつかまって、また何か聞かれても大丈夫かな?」
ハヤテの足が止まる。
「ちょっと俺についてきなよ…M○Sでもあっただろう、こういうときは…
 カモフラージュだ」
「カモフラージュ?」
「来ればわかるさ」
虎鉄はハヤテを連れて歩き出した。

着いたところはロッカールーム。
「あの…虎鉄さん…ここって…?」
「ああ、ここはメイドのロッカールームだ」
「め、メイドの?…じゃあなんで虎鉄さんが堂々と入ってるんですか!」
「え、別に平気だよ」
虎鉄は変態だった。
「平気とか平気じゃないとかそんな問題じゃないでしょう!」
「まあまあ。それよりも、いいか、綾崎。瀬川の屋敷になじむんだよ。
 外部の者だとばれないように。つまり…変装だよ!」
ハヤテは虎鉄が何を言おうとしているか、うすうす感づいた。
「ほら…綾崎、瀬川家のメイドが着てるメイド服を着てカモフラージュするんだ!」
ハヤテは露骨に嫌がった。「そんなあ…またですかあ…」
「嫌そうな顔をしてるんだな…だが、綾崎には他に何か良い案が思いついたのかな…?」
「うー…」
ナギにいいんちょに封筒を手渡しすると約束した以上、虎鉄に封筒を託して逃げるわけにもいかない。虎鉄にハヤテについてきてもらえるよう頼んでも、虎鉄が了承してはくれないだろう。SPに見つからずにいいんちょに会うことも不可能だろう。ハヤテに虎鉄の申し出を断ることはできなかった。
「わかりました…着ますよ…メイド服…」
虎鉄の顔がぱあっと輝く。
虎鉄は変態だった。
「着てくれるか、綾崎い!うれしいよ…ううう…」
「何も泣かなくても…」
「うううう…ありがとうありがとう綾崎い…あ、はい、これメイド服」
虎鉄は自分の服の中からメイド服を取り出した。
「ど、どこにしまってるんですか!」
虎鉄は変態だった。
「ああ、こんなこともあろうかと俺の体温で温めておいたんだよ!」
虎鉄は変態だった。
「さあ、着替えるんだ!ほら綾崎!ほら早く!早く!ああ…もうたまらん!」
「…わかりましたよ!…あの…着替えるんだから向こうに行ってくれませんか…?」
「馬鹿!着替えのシーンを見逃すなんて…そんなことができるワケがあるか!」
虎鉄は既になんかごついカメラを構えていた。
虎鉄は変態だった。
「もう…変態!」
「ああ!」
虎鉄は変態だったのだ。

あまりにもハヤテがかたくなに断るので、虎鉄はしぶしぶ外に出た…。
ように見せかけて、柱の影からハヤテを凝視する虎鉄。
ハヤテは虎鉄がいなくなったことを確認して…実際はまだいるのだが…
自分の服に手をかけた。
ハヤテが一枚ずつ服を脱いでいく様を凝視している虎鉄。
ハヤテはやがて下着姿になって、今度はメイド服を着始めた。
女物の服を着るのには慣れていない。いつも女物の服は着せられていただけだった。自分から着るのは初めてなのだ。ぎこちない手つきで服に袖を通そうとするハヤテを見て、虎鉄は息を荒くしていた…虎鉄の胸に情動の炎が熱く燃え上がっていた…。

後編に続く)
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テーマ:ハヤテのごとく! - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

いやあー、燃えるね。
熱いパトスが自らの身体を駆け巡るのを感じるよ。
ああいいなあBLってやつぁ。

  • 2007/04/13(金) 22:20:13 |
  • URL |
  • e-co #-
  • [ 編集]

どうでもいいけど虎鉄ってのはそんなに変態なのか…

とりあえず後編に期待だ。

  • 2007/04/14(土) 23:01:17 |
  • URL |
  • 超伝導ET #-
  • [ 編集]

ハヤテのごとく!アニメはよくできてたよね。
それにしても、e-co君、虎鉄×ハヤテか…
男としてのハヤテの存在って何。

  • 2007/04/15(日) 11:34:26 |
  • URL |
  • ファンの一人 #-
  • [ 編集]

さっきyahooで検索してみたら
『虎鉄×ハヤテ』で2番目に出てくるのがこのブログだった。
驚き。

  • 2007/04/15(日) 12:23:28 |
  • URL |
  • e-co #-
  • [ 編集]

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