ナカノブひとりぼっち

(日常はあっけなくデストロイされちまった!)

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なんでもない日を記念して、虎鉄×ハヤテのBL小説(後編)。

(二次創作ハヤテのごとく!BL小説の前回のあらすじ:80年代少女漫画雑誌風)
綾崎ハヤテは元気だけど、ちょっと☆おっちょこちょいな執事の男の子!
ナギお嬢様のお使いでいいんちょ宅に出向いたんだけど、SPの人に見つかっちゃった!
うわあ、大ピンチ!
SPの人にイタくされるかとおもったけど、変態執事な虎鉄君のおかげで何とかなったヨ!
そして変態執事な虎鉄君はハヤテに「メイド服を着てカモフラージュしろ」ってアドバイス!
ハヤテは最初嫌がってたけどドキ☆ドキしながらメイド服を着始めたンダ!
さあて、ハヤテと虎鉄君はどうなっちゃうんだろう☆

ううん…なんか自分の書いた話の前回までのあらすじを書いただけで脳が腐りそうなのだ。
さて、以下に記すのがそんなごく一部の人に期待された虎鉄×ハヤテ小説の続編なのだ!
前編はこれを読んでください。
気合入れて読まないとBLで脳が侵食されるので、心して読むべし。あるいは読まないべし。
脳が腐った人は報告してくれるとうれしい。一緒に脳を腐らせよう!


ハヤテは着慣れないメイド服に袖を通そうとしていたが、さすがに勝手がわからない。
「えーと…この帯みたいなのが結べないなあ…」
と、そこに。
「俺が結んでやろうか?」 ハヤテの着替えに興奮を抑えきれなくなった虎鉄だった。
虎鉄がハヤテが想像していた以上に変態だったため、ハヤテは着替えを虎鉄に見られていたことにさっきまで気づいていなかった。
「な、なんでこんなところにいるんですかあ!」 と顔を赤らめてハヤテが言うが、
「いやあ、別にいいじゃないか…男同士なんだし…」 と、虎鉄はにやにやしつつ。
「男同士でも虎鉄さんだと見られたくありません!」 ハヤテは赤い顔をしたまま、怒ってそっぽを向いたが虎鉄はその不敵な笑みを引っ込めなかった。
「おいおい…せっかく手伝ってやろうと思ったのに…」
「結構です!」 ハヤテは虎鉄に背を向け、着替えを続けようとしたが、
「しかし…君はメイド服を本当に手伝い無しで正しく着れるのかな?」虎鉄はまたにやりと言う。
「……えっと…たぶん…だいたいは…」 ハヤテが少しうろたえた。
「メイド服の正しい着方も知らないようじゃ執事失格じゃないかな?」
「……そんな…ことないと…思いますけど…」
「そうかな?」虎鉄は続ける。
「ガーターの付け方が間違ってたよ…ガーターを止めるストラップはショーツの下を通すんだ」
「……え…?」
「そうしないと線が服の上から出るし、トイレに行くとき大変だからね」
「……。」 ハヤテは手を止めた。
「手伝おうか、着替えるの」
虎鉄の言葉にハヤテは顔を紅潮させて…怒っているのか、あるいは恥ずかしがっているのか、あるいは迷っているのか…しかし少しの間があって…うつむき、小さな声で「お、お願いします…」と言った。かわいいな、と虎鉄は思う。加虐心がそそられるのだった。

「じゃあ、とりあえず一旦脱ぎなおそうか…」
虎鉄の言葉にハヤテはびく、として、緊張を隠せないようだったが、観念したハヤテはおずおずと自分の服に手をかけ、虎鉄の目の前で服を脱ぎ始めた。ハヤテの透き通るような肌があらわになっていくにつれ、虎鉄の鼓動も高まっていく。やがてハヤテは女物の下着をつけただけの姿になった。ちぐはぐなような、それでいてとてもよく似合っているような。ハヤテの恥じらう顔。虎鉄は思わず手が出て、ハヤテの背中にそっと触れる。少女のそれのようにか細いハヤテの背中。なめらかなうぶ毛の感触。ハヤテは虎鉄の手にぎくりとし、その緊張は虎鉄にも伝わった。だが、ハヤテは虎鉄の手を拒まなかった。ただ、すこし震えているようだった。
虎鉄はハヤテが泣きそうな顔をしているのを見た。
「(これ以上いじめちゃかわいそうかな…)」虎鉄はこのくらいにしておこう、と思った。

虎鉄はハヤテの背後から、ハヤテの手に自分の手を添えて、優しくショーツを脱がせ、ガーターのストラップを付け直した。ショーツを脱がされるときハヤテは明らかに体を固くしていたが、虎鉄は気づかないふりをしておいた。ハヤテはもう泣きそうな顔をしてはいなかったが、頬はまだ赤かった。虎鉄はハヤテの背中とじかに触れていた。ハヤテの心臓の音が聞こえた。ハヤテも虎鉄の心臓の鼓動を聞いていたのだろうか。虎鉄はハヤテの手を取りながらこのままずっとこうしていたいと思った。じっと動かなくなった虎鉄にハヤテは「あ、あれ?あの…」と背後の虎鉄にあわてたように声をかけ、少し戸惑っていたようだったが、やがて虎鉄に体を預け、虎鉄に腕をとられたまま、二人、たたずんでいた。黙ったまま。

沈黙を破ったのはハヤテの小さなくしゃみだった。三月の肌寒い中、いくら室内とはいえ、下着姿でいると風邪を引いてしまう。ハヤテはさっきまでの姿をごまかすようにそそくさとメイド服に着替え始めた。虎鉄も手伝ったので着替えはすぐに終わった。そして、メイド姿に「カモフラージュ」を施したハヤテとそれに付き添う虎鉄はそもそもの目的の封筒をいいんちょに渡すべくいいんちょさんこと瀬川さんを探した。

いいんちょさんとの邂逅はあっさりと成功した。
「あれー、ハヤ太君どうしてそんなカッコしてるの?」と聞くいいんちょさんにハヤテは「…あ、あの、その…まあいろいろありまして、あ、あははは…」と笑ってごまかすばかりだったが、ともかくナギから頼まれた任務は達成したのだった。
ハヤテは息をついた。虎鉄はそれを眺めていた。

瀬川家の門までのちょっとした道のりを、ハヤテと虎鉄は連れ立って歩いていた。はたから見ればその二人の姿はメイドと執事が仲良く歩いているようにしか見えなかっただろう。微笑ましい二人。
ハヤテのメイド姿は何と言っても良く似合っていたし、虎鉄も変態であるとはいえ、客観的に見ればかなりのいい男なのだった。虎鉄は何気なくハヤテに腕を絡ませたが、ハヤテはもう虎鉄の腕を払いのけたりはしなかった。虎鉄に腕を絡ませられたままにしていた。虎鉄の腕は意外に涼やかだった。ハヤテの恥ずかしさや戸惑いやらで火照った顔に虎鉄の腕が心地よかった。

瀬川家の玄関の門ででハヤテは虎鉄と別れた。虎鉄は「またいつでも来てくれ、歓迎するよ」と言った。ハヤテもかつてのように虎鉄を毛嫌いする気は起きなかったが、また来るのはすこし気恥ずかしい気もした。あと、瀬川家の家の外をメイド服で歩くのはハヤテを緊張させた。だれか知った顔にあったらどうしようかとハヤテは思っていたが幸いにも誰にも会わなかった。あるいは会っても、ハヤテのあまりの格好に相手が言い出せなかったのかもしれないが。

三千院家に帰るとナギがハヤテの姿を見てど、どうしたんだ、とうろたえた。
ハヤテはいやあそのお、とごまかそうとしたがごまかしきれるものでもなく、根掘り葉掘り今日の出来事をナギに話す破目になってしまった。ナギも女の子だったのだ。

…さて。

ナギがハヤテにいいんちょに渡すように言ったプリント…その中身はなんだったのだろうか。
答えは…動画研究部、すなわちYouTobeへのナギの入会申込書だったのである。
動画研究部の保有しているハヤテの秘蔵映像に魅かれての入会申し込みだった。
また、動画研究部員、瀬川泉がハヤテと虎鉄の本日の椿事を見逃そうはずもなく…瀬川の秘蔵ライブラリーにはまた一つあらたなVTRが追加されることとなっていた。

そして、ハヤテが今日のことを振り返り、ベッドの中で苦しみ悶えているころ、新入部員であるナギに餞別としてそのVTRを贈ろうといいんちょが特製DVDを作成していたのであった。

ナギに虎鉄との関係その他もろもろを知られそうなハヤテの運命やいかに…!
というところで一席のお粗末、ポテチン。

(次の話を読む
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テーマ:ハヤテのごとく! - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

なんか意外と時間がかかった後編。
というのも記事の作成中にいっぺんデータが消えたのだ。
fc2blogの奴…

  • 2007/04/22(日) 14:52:55 |
  • URL |
  • e-co #-
  • [ 編集]

よくできてるじゃないの。
なんかロマンチック夢気分じゃないの。
いいじゃないの。
…BL耐性が私にも付いて来たのか…

  • 2007/04/22(日) 23:50:44 |
  • URL |
  • 超伝導ET #-
  • [ 編集]

すみません、脳が腐ったんですがここに報告すればいいんでしょうか?

…というか虎鉄も結構控えめなのだね。
そっちの方がさわやかだし、いいけど。

  • 2007/04/22(日) 23:55:36 |
  • URL |
  • ファンの一人 #-
  • [ 編集]


脳が腐ったって?
ありがとう。一緒に腐らせておきましょう。

いやああんまりハードなのは照れくさいので…
それに、初々しいのって好きさ。

  • 2007/04/27(金) 21:52:09 |
  • URL |
  • e-co #-
  • [ 編集]

表現がソフトでいい感じですね。
明日はガイドブックも発売だし、虎鉄×ハヤテの世界も広がろうというものですね。

  • 2007/06/18(月) 00:58:19 |
  • URL |
  • とおりすがりですが #-
  • [ 編集]

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